経済産業省でCIO補佐官を務める平本健二氏はITを活用したオープンガバメントの推進に取り組み、この秋も「CIO百人委員会・行政CIOフォーラム2011」や「CIO Japan Summit 2011」で情報発信に努めている。
取り組むのは、大きく別けると「電子政府戦略」の推進と「ガバナンス」の2つ。前者が攻めのITであり、後者は守りのIT。政府も国民や企業を顧客とした公共サービスを提供する組織と考えれば、一般の事業会社に置き換えても理解しやすいだろうし大きく変わることはない。
「マーケットで何が求められているのか、マーケットの中に入って声を聞き、取り入れていく必要がある。データはどんどん開示していくし、クラウドソーシングも活用する」
経産省は10月31日、国や専門家の持つ情報や知識を視覚的に分かりやすく伝えるため立ち上げたサイト、プロジェクト「ツタグラ(伝わる infographics)」で、環境問題や働き方など、社会的なテーマを扱う専門家から「お題」と「データ」が提示され、これらを基にクリエイターがインフォグラフィックを作成し、投稿する。
「日本企業は、ITの活用度が低い、と指摘されているが、きちんとした数値を基にソフトウェアや運用保守の品質を高めていくことが重要。そのためにはIT人材を流動化させ、ユーザーにもベンダーにもプロフェッショナルが配置されることが求められる」と話す。
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出典:ITmedia