10月23日に公開したスマートフォン向け無料通話・メッセージアプリ「comm」が、開発陣も驚くペースで成長している。年内1000万人という新たな目標に向かい、プロモーションや機能改善を急ぐ。
commは「LINE」や「カカオトーク」など既存のヒットアプリと機能はほぼ同じだが、無料通話の音質を追求したことと、実名での利用を前提にしている点が特徴だ。
commのコンセプトは「実名」かつ「クローズド」。LINE、Skype、Viberは、IDを使った匿名または半匿名で、クローズドなコミュニケーションが行える。Facebookは実名だが、話題のシェアなどオープンな交流が可能だ。実名とクローズドを組み合わせたサービスは他になく、独自の強みを発揮できると判断したという。ただ、実名登録に不安を覚えるユーザーも少なくないため、細かなプライバシー設定ができるよう配慮している。
「クローズドコミュニケーションで求められるものすべてを、1つのアプリで提供したい」と、メッセージング、スタンプ、アクティビティ、写真共有など多彩な機能を整備。スタンプはテストマーケティングを行い、人気のデザインのものだけを提供。無料スタンプは年内に1000種類に増やす計画だ。
現在のユーザーは、10~20代の若年層が中心で、ほとんどが日本のユーザーという。最終目標は、「国民全員、老若男女誰もに使ってもらえるクローズドコミュニケーションのインフラになること」。今後はスマートフォン以外へのデバイス対応も進めていくほか、世界中での普及を目指し、海外でのプロモーションも行っていく方針だ。
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