2013年5月27日月曜日

ネスレの挑戦 ― 1杯のエスプレッソでファン醸成

東京・北青山に、スイスネスレのカプセル式コーヒーメーカー「ネスプレッソ」利用者のために開いたカプセル専門店がある。「ネスプレッソブティック」と名付けられているとおり、ネスレの狙いはファッション関連ショップが集積する青山でおいしいコーヒーを手軽かつ優雅に楽しめるネスプレッソのコンセプトを体現すること。

淹れたてのコーヒーを試飲しながら購入前の客にその世界観にひたってもらい、一人でも多くファンにするとともに、既存の利用者には会員制度を通じて手厚いサポートを提供している。

よく似たコンセプトの店舗に米アップルが展開している「アップルストア」がある。ネスレとアップルの直営店に共通しているのは、店舗を生かしてファンとの強い絆作りを仕組んでいる点だ。「O2O(オンライン・ツー・オフライン)」サービスなど販促手法も盛んになっているなか、消費者をファンとして囲い込むために店舗が果たす役割はますます重要になっていくのではないだろうか。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2403R_U3A520C1000000/
日本経済新聞