日銀の二千円札の発行残高が、10月末までに初めて2カ月連続で2000億円を下回った。流通枚数も全紙幣の1%以下に落ち込む。
登場から十数年しかたっていないのに、さっぱり流通しない理由は、ATMや自動販売機などでほぼ使えないという使い勝手の悪さが大きい。
ATMでの対応自体は難しくないが、現金収納場所に限りがあるだけに一万円札や千円札の場所が狭くなり、「紙幣充填のために頻繁に止めて利便性が悪くなったり、コストが余計かかったりする」と使用者側も事情を明かす。ある大手自販機メーカーの担当者は、「ニーズがないからつくらない」と話す。
インフラの不対応が消費者の足を遠のかせ、さらに需要を押し下げるジレンマに陥っている。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/131128/mca1311280603009-n1.htm
SankeiBiz